
場所
東京都世田谷区玉川
取組開始年
2015年
取組タイプ
保全・再生、普及・啓発
目標種
カワラノギクなど(多摩川の野草全般)
種苗の調達方法
学識者や企業による協働
40km圏内(多摩川の河川敷)
モニタリング調査
学識者や企業による現地確認
JHEP認証の取得
AAA
自然と共生しながら心豊かに暮らせる新しい街づくりを目指す、二子玉川ライズ。そのⅡ-a街区には「エコ・ミュージアム」のコンセプトのもと、多摩川の河岸段丘や等々力渓谷をイメージしたルーフガーデンが設置されています。ルーフガーデンには、多摩川の生態系を学べるビオトープ「めだかの池」や「原っぱ広場」、さらに多摩川を一望できる「青空デッキ」などが敷設されています。
「めだかの池」では、等々力渓谷に見られる湿性植物群落をはじめ、地域の水辺環境の再現を目指し、多摩川の河川敷で採取した流木などもデザインに取り入れられています。また、「原っぱ広場」では、環境省の絶滅危惧種に指定され、多摩川の野草の象徴ともいわれるカワラノギクが育成されています。
自然観察会などの場としても活用され、施設の利用者や子どもたちに、地域の身近な自然とのふれあいや学びの機会を提供しています。
この取り組みが、朝日新聞デジタル版に掲載されています。
朝日新聞デジタル 「日本らしい自然感じて、在来の野草で街を緑化」(9/5)
最終更新日 2019年9月6日