アークヒルズ仙石山森タワーは、森ビル株式会社の設計・監理により施行された約2.0haの再開発事業です。生物多様性の観点から植栽計画が立案され、2012年8月に竣工しました。都心にありながら、四季折々の草花や虫の音を楽しめる憩いの空間として、オフィスワーカーたちにも親しまれています。
企業敷地内で自然を守り育てる取り組みは、海外の先進的な企業でも進められています。実際、こうした良質な環境が、社員間のコミュニケーションや労働生産性の向上に寄与しているという報告もあります。
ここでは、竣工の翌年、2013年5月から生きもののモニタリング調査が始められましたが、野草に関しては、自然に入り込んでくる種類に着目して、その生育状況を調べています。これらの調査結果は、今後の保全管理に活かされていく予定です。
最終更新日 2014年4月28日