株式会社熊谷組
筑波技術研究所

場所

茨城県つくば市鬼ケ窪


取組開始年

2012年


取組タイプ

調査・研究、保全・再生(広さ150㎡程度)


目標種

ワレモコウ、チガヤ、ほか


種苗の調達方法

日本生態系協会がタネを調達


10km圏内(ワレモコウのみ敷地内で調達)


モニタリング調査

日本生態系協会が現地確認(2012~2013年)


なし


熊谷組筑波技術研究所では、在来種を用いた緑化技術について、 2012年より日本生態系協会と共同で、以下の研究を行っています。企業敷地内で野草を守り育てるこうした取り組みは、アメリカやスイスでも進められ、遺伝子資源の保存の面からも期待されます。

① 敷地内で生育しているワレモコウの親株からタネを集め、チガヤを中心とした既存の草地において、発芽・共存させる実験。
② 要注意外来生物に指定されているセイタカアワダチソウを抑制し、チガヤ草地へ転換するための実験。
③ 研究所周辺から集められた野草の発芽実験。

株式会社熊谷組
地球環境・地盤研究部 地球環境研究グループ部長
佐々木 静朗 様
開発行為などを通じて自然と直接関わることが多い弊社では、従来から自然環境や生物生息空間の保全・再生を使命としています。その取り組みの一つとして、本プロジェクトでは、草地の整備手法の実証研究に努めています。今後も、野のくさプロジェクトを通じて、保全・再生事業に力を入れていきたいと思います。

最終更新日 2014年4月28日

  1. Home
  2. パートナーの紹介
  3. 株式会社熊谷組